ブログタイトルを変えてみた

どこかで聞いたことのあるタイトルに、形式をお借りした。 単純に、好きな本をコラムっぽく紹介することがしんどくなったからだ。 私は図書館司書として働いている。 昔、ブックオフの値段のシールがついたままの本を読んでいた。 私が司書であることを知っ…

キクラゲから考える

BOOKMARK 緊急特集 2022.6 ひたひたと値上げの足音が聞こえてくる。 一円でも安いものを、という自制心と、 いや、ここだけは譲れないから高くても買う、という決意。 今日はサンラータンを作ったが、個人的にキクラゲは譲れない。 秒で300円のキクラゲに手…

小説とは時間

『埋葬』(横田創 早川書房) 図書館のラベルが見えないように… 久しぶりに小説を読んだ。 私は「今、私は小説を読む体力と気分と時間を十分に持ち合わせている」と感じた時に、小説を読む。 今回は、幸運にもその瞬間に、想像を超える深さと広さをたたえた…

丁寧に、大胆に

今日は休みで、雑誌を読んでいます。 読むとき、傍らにあってほしいのがお茶です。 私は食器棚にお茶コーナーをつくって、自分で買ったものだけでなく、いただいたものも並べています。 その日の気分でお茶を選ぶ、ちょっとした楽しみと贅沢です。 今日はTe …

読むこと

左『読む人』(林哲夫 みずのわ出版) 右『読む時間』(アンドレ・ケルテス 創元社) 仕事上、人が本や雑誌、新聞を読んでいる姿をたくさん目にします。 食い入るような姿勢で、物語に引き込まれていく姿。 本棚とにらめっこして、選んだ本を丁寧に開く姿。 …

六花舞う日に

司書の端くれです。 ただ本とそのまわりのことを書きたくて、ブログを始めてみました。 写真はお気に入りのブローチです。 名古屋の東山公園にあるON READINGという素敵な本屋さんで買ったものです。 名古屋に行くと必ず行く本屋さんです。 居心地のよい店内…